学級日誌 ブレード・オブ・アルカナ2023

GM:こーたn

運命に導かれし聖痕者たち
カノン・ティーフゼー:ウェントス◎マーテル◎ステラ。若き枢機卿。
ケーテル・クラウデン:コロナ◎アクシス◎レクス。グラディウス騎士団のメンバー。
ブレイク:ディアボロス◎アダマス◎アルドール。新米騎士。
ウィルハルト:アングルス◎エフェクトス◎エルス。異端の魔術師。


5月7日 突如としてファンタジー脳を発症しブレカナを始めると宣言するGM。 D&D(第4弾)の映画でも見たのだろうか? そういえばブレカナも第4弾が出たらしい。 とはいえ今回使用するのは第3弾、記録によると前回プレイしたのは10年前になるらしい。 もはやどんなゲームだったのか誰も覚えていない。 とりあえずシナリオはルールブック付属のものを使用するようだ。 となればキャラクターもサンプルでサクサクと、とはならなかった。 何年もプレイすることのなかったゲームのキャラを1から作成すればどうなるか? 無為に時間を浪費してしまうのは誰の目から見ても明らかだった。 不幸中の幸いは経験点を使って成長させなかったことくらいだ。 数時間の後、ようやくゲーム開始。会場の終了時間も気になってくる。 世界設定としては中世ヨーロッパ(特にドイツ)が舞台。 プレイヤーキャラである聖痕者と邪悪な殺戮者との戦いが基本となる。 展開によっては聖痕者自身が殺戮者に堕落てしまうダークファンタジーだ。 舞台となるのは小都市ガンビエンゼ。 旧教を信仰する前領主を司祭マルビル・アレクシウベが追い落としたらしい。 マルビルの狂信的な政策でガンビエンゼの町は恐怖で支配されていた。 これでもかというくらい殺戮者である。 そんなガンビエンゼの町に運命に導かれて集いし刻まれしものたち。 町に漂う邪悪な気配に殺戮者の影を感じ取る。 そして司祭マルビルの邪悪な企みが動き出す。 前領主の嫡子パオルを襲撃、処刑しようとするものだ。 幸いにもこの企ては刻まれしものの機転により阻止された。 聖痕者たちはマルビルを追及、彼の正体が(バレバレだが)判明したところで時間切れ。 後半へ続く、のか?

6月11日 歴史の狭間から蘇りし聖痕者たち ライゼル・スレイド:アルドール◎アダマス◎ステラ      アイシャ:レクス◎グラディウス◎クレアータ   グレイシルバー:フィニス◎ファンタスマ◎エフェクトス これは秘密を抱えた君主を護る若き騎士の物語。 また強敵を追い求めるからくりの剣士の物語。 そしてそれらを見守る賢者の物語である。 物語の舞台となるのは辺境の小国ミンネゼンガー公国。 若き君主マティアスが即位したばかりで問題は山積み。 最大の脅威は国境に迫るオーク”仇なすもの”ガイネルの襲撃部隊である。 その背後には邪悪な竜の暗躍が暗示されていた。 事態を憂慮したユニオンの盟主ヒルデガルドは賢者グレイシルバーを派遣することにした。 クレアータの剣士アイシャ。 彼女もまた運命に導かれてミンネゼンガー公国を訪れていた。 目的は”仇なすもの”ガイネルを討伐すること。 ミンネゼンガー公国に到着した賢者グレイシルバーは若き君主マティアスに謁見する。 その傍らには騎士ライゼルが従っていた。 さらにもう一人、マティアスの後見人ユリウス。 賢者グレイはユリウスの言動から不穏な空気を感じ取っていた。 その後、迫りくるオーク部隊を迎え撃つための作戦会議が開かれた。 ライゼルの知己であるアイシャ(武者修行中に知りあったらしい)もこれに参加する。 脳筋ぞろいの家臣たちは敵戦力を過小評価するも賢者グレイが慢心を指摘。 戦力を充実させて敵の襲撃に備えることになった。 会議の結果に不服そうなユリウス。戦闘に乗じてマティアスを亡き者にする算段だったのか? その態度をライゼルが指摘、マティアスの代わりにユリウスの怒りの矛先を自分に向けさせる高度な戦略だ。 だがその間にもオーク部隊は国境地域を蹂躙していた。 斥候として先行していた剣士アイシャはオーク部隊の蛮行に戦慄する。 ガイネルの片腕であるトロールに奇襲を仕掛けるも失敗、撤退する。 だが刃に塗られた毒で時間稼ぎはできそうだ。 一方、騎士ライゼルも魔物の襲撃を受けていた。 空中からの鋭い一撃がライゼルに迫る。 だが予測された襲撃は騎士の防御に阻まれる。 魔物はライゼルの鮮やかな剣技(クリティカル)により撃破されるのだった。 聖痕者たちの活躍により戦況は優位に展開する。 若き君主マティアスの初陣は大勝利に終わった。 追い詰められた”仇なすもの”ガイネルは聖痕者たちを生贄にすべく咆哮する。 「捧げよ聖痕、今宵は殺戮の宴なり!」 さっきまで昼間だったはずがいきなり夜の帳に包まれる戦場。 敵はガイネル及びワイバーンに騎乗したトロールである。 飛行状態のワイバーン&トロールには長射程武器しか効果がない。 そこで賢者グレイの呪文を奇跡で強化しワイバーンを撃墜する。 墜落したトロールに剣士アイシャのコンボ技がさく裂、行動不能に持ち込むことが出来た。 だが”仇なすもの”ガイネルも聖痕者たちを道連れにすべく暴れまわる。 騎士ライゼルはその攻撃を受け止めて力尽きた。 幸い不死の奇跡により復活することが出来た(残りHP1)。 その後は聖痕者たちの攻撃によりガイネルは撃破されていた。 取り込まれていた聖痕が天に帰り世界が少しだけ平和になるのだった。 だがそれも壮大な叙事詩のひとかけらに過ぎない。 今宵の物語はここまでぢゃ。

7月9日   運命に導かれし聖痕者たち カノン・ティーフゼー:ウェントス◎マーテル◎ステラ。若き枢機卿。 ケーテル・クラウデン:コロナ◎アクシス◎レクス。グラディウス騎士団のメンバー。 ブレイク:ディアボロス◎アダマス◎アルドール。新米騎士。 ウィルハルト:アングルス◎エフェクトス◎エルス。異端の魔術師。 前回セーブした場所からの再プレイ。 後は殺戮者マルベルを倒すだけだ。 「捧げよ聖痕! 今宵は殺戮の宴なり!」 殺戮者の正体を現したマルベルはハルバードと燃えるメイスを振りかざして襲い掛かってくる。 さらに重い鎧をつけているため動きが鈍い(イニシアチブが遅い)、ここが弱点か? 激しい戦闘、飛び交う奇跡。 ついに両者の奇跡が尽き、後はダイス勝負というgdgd展開に。 ここまで来ると多勢に無勢、殺戮者の邪悪な魂は輪廻の渦に還っていった。 次回からはサプリ掲載の長編キャンペーンが始まるらしい。ネタバレ注意!

8月6日 シナリオタイトル「騎馬槍と毒刃」 運命に導かれし聖痕者たち ライゼル・スレイド:アルドール◎アダマス◎ステラ      アイシャ:レクス◎グラディウス◎クレアータ ユングGジルバーン:フィニス◎ディアボロス◎エフェクトス      ウィルマ:アクシス◎ファンタス◎マフルキフェル      クインス:ルナ◎イグニス◎ウェントス ウニオンの盟主ヒルデガルドはミンネゼンガー公国の協力を取り付ける。 それは来る選帝侯会議において彼女をハイデルランド国王に推挙する切り札となるだろう。 だがそれを快く思わないものも存在するのだった。 そんな折、ミンネゼンガー公国で久しぶりの武闘会(トーナメント)が開催されることとなった。 かくして聖痕者たちは様々な因縁の元にかの地に集うこととなる。 ミンネゼンガー領主マティアス直属の騎士ライゼル・スレイド。 ヒルデガルドの護衛を務める鮭娘ウィルマ。 以前のシナリオでマティアスの後見人ユリウスに不審を抱く機巧少女アイシャ。 黒騎士の依頼でヒルデガルドを守護ることになった闇の狙撃手クインス。 そして時代の目撃者たる賢者ユングGジルバーン。 意外にも武闘会(トーナメント)は特に面白いこともなく終了してしまう。 しいて言えば優勝した騎士コーエンがその勝利をウィルマに捧げたのを無視されたことくらいか? 騎士がその勝利を淑女に捧げ、淑女がそれに応えるのがトーナメントの礼儀。 河育ちの田舎者には理解できなかったようだ。 事件が起きたのは祝賀会でのこと。 ヒルデガルドに謁見していた騎士コーエンがいきなり剣を抜いたのだ。 動きがぎこちないのは何かに操られているせいか? そこへ現れるユリウス公(いつの間に?) ユリウスが騎士コーエンを刺し殺して事件は終わる。 だが何故騎士コーエンは乱心してしまったのか? 更なる陰謀が蠢いているようだ。 事件の真相を突き止めるべく祝賀会場を調査する聖痕者たち。 すると会場の各所に危険な罠が仕掛けられているのを発見する。 罠の周囲に出没する紫の美女マリエン、彼女の目的とは? どうやら騎士コーエンの事件もマリエンが仕組んだもののようだ。 ライゼルは騎士コーエンの敵を討つことを心に誓った。 祝賀会場に仕掛けた罠をことごとく見破られたマリエンが殺戮者の本性を現す。 だが宴宣言はなし、真のラスボス登場はマリエンを倒した後のようだ。 マリエン戦はいくつかの奇跡を消費したもののすぐに決着する。次が本番だ! 聖痕者たちの前で殺戮者の本性を現すユリウス。 その手には魔剣シュネイブラウが握られている。 「捧げよ聖痕! 今宵は殺戮の宴なり!」 激戦の中で発動するあまたの奇跡。 聖痕者たちの奮戦で殺戮者ユリウスも追い込まれていく。 敗北を察した殺戮者ユリウスは最期の範囲攻撃に<死神の手>を載せてきた。 聖痕者たちは残る奇跡をかき集めて生存を図ろうとするがどうしても1手足りない。 かくしてライゼル・スレイドは殺戮者の凶刃に倒れるのだった。 その直後、アイシャの渾身の攻撃により殺戮者ユリウスも撃破された。

9月10日 シナリオタイトル「ザフィーアと大司教」 運命に導かれし聖痕者たち ハインツ・ゼルストラ:アダマス◎アルドール◎デクストラ       アイシャ:レクス◎グラディウス◎クレアータ  ユングGジルバーン:フィニス◎ディアボロス◎エフェクトス       ウィルマ:アクシス◎ファンタス◎マフルキフェル       クインス:ルナ◎イグニス◎ウェントス 殺戮者ユリウスは騎士ライゼル・スレイドの尊い犠牲によって倒された。 後見人と信頼できる側近を失った若き君主マティアス。 そこに現れた若き騎士ハインツにマティアスはライゼルの面影を感じるのだった。(次のクローンは上手くやるでしょう) 今回の舞台はアイセル大司教領。 権力を掌握した殺戮者が悪逆を行うブレカナのテンプレ展開だ。 黒幕は大司教ルーゲ・モンフェン、マーテルの男性聖職者は大概殺戮者だ(偏見)。 大司教ルーゲ・モンフェンの待つ大聖堂に行くにはいくつかのミッションをこなさねばならない。 聖痕者たちは必須アイテム入手、VIP救出、中ボス撃破と次々成功させる。 いよいよ最終決戦!聖痕者たちが大聖堂に駆け付けた。 大司教ルーゲ・モンフェン「捧げよ聖痕! 今宵は殺戮の宴なり!」 祈念魔法による範囲攻撃に苦戦する聖痕者たち。 ボロボロになりながらも(奇跡タネギレ)何とか勝利するのだった。 こうしてウニオンの盟主ヒルデガルドは選帝侯マレーネ・ジーベルの協力を得られることとなった。 来る選帝侯会議において多いなる助力となるだろう

10月8日 運命に翻弄される聖痕者たち フィルディナンド:アダマス=アクア=エルス。 ウィルハルト:アングルス=エフェクトス=エルス。 ラメール=ウルス:アングルアス=アクシス=マーテル。 モルト=シェーデル:アクシス=フィニス=ステラ。 本来ならば選帝侯会議にまつわる物語の時間。 しかし予期せぬ事態によりそれは次の機会を待つこととなった。 今宵はとある辺境の集落を襲った悲劇を語るとしよう。 その背後には邪悪な魔力を秘めた黄金杯の存在があった。 時は西方歴1062年、舞台は辺境の集落レーベンマオル。 そこでは原因不明の疫病により多くの村人たちが苦しんでいた。 村人の治療に奔走する領主ゲルラックの妹エーデルナ。 だが彼女自身も病に侵され倒れてしまう。 苦悩するゲルラックに悪魔の誘惑が忍び寄る。 黄金杯で人々を弄ぶ魔人ルートビッヒ=ライトだ。 黄金杯の魔力により蘇るエーデルナ。 村人も病から回復? いや何かがおかしい! 黄金杯の魔力はエーデルナと村人たちを生ける屍に変えてしまったようだ。 黄金杯の因縁に導かれた聖痕者たちがエーデルナの魂を救済すべく立ちはだかる。 呪われし聖女エーデルナ「捧げよ聖痕! 今宵は殺戮の宴なり!」 強力な攻撃魔法を放つエーデルナ。 これを受け止めたフィルディナンドがアクアの奇跡でエーデルナにたたき返す。 不死の奇跡を使おうとしたエーデルナだったが聖痕者たちのカウンター奇跡連打で蘇生ならず。 エーデルナの呪われた生命は激闘の果てに終焉を迎えた。 魔人ルートビッヒ=ライトの企みを打ち砕いた聖痕者たち。 だが残されたのは誰も救えなかった無力感だけであった。


  

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