学級日誌 メタルヘッドエクストリーム2022

GM:こーたn

冒険者のリスト
◎ルート=ヴェイン:4次元ポケットの能力を持つ。密輸のスペシャリスト。
◎ヤミー83:ランダムでクリティカル値が増える。ミュータントを統べるものの記憶を持つ。
◎エース:交渉SR2のボーナス。正体はアイオーン(電子精霊)。
◎ユウキ=アマデウス:あらゆる環境に適応できる特異体質。ユニオンのエージェントみたいな?
◎タカシ:メカに対する交渉にボーナス。実はAIだった。




7月3日 メタルヘッドエクストリームは荒廃した世界を舞台にしたサイバーアクションRPGである。 キャラクターたちは異なる得意分野を持ちパーティの弱点を補う。 だがそれは特定のシチュエーションで活躍できないものを生み出してしまうのではないか? そう考えたGMはオリジナルルールでこの問題を解決しようと考えた。 だがそれは別の問題を生み出すのだった。 今回のキャラクターは全て人工的に開発されたバイオニックヒューマノイド。 GMからの情報によるとVIPの義体として製造されたらしい。 だがデータ転送にトラブルが発生、記憶がないまま培養ポッドから排出された。 まずは崩壊しつつある研究施設から脱出しなければならない。 ここで時計の針をキャラクター作成フェイズに巻き戻す。 前述のとおりキャラクターは特定のクラスを持たない特別ルール。 どんなマニューバを習得することも可能だ。 だがこれは大量のデータから必要なものを探し出さなければならないことを意味する。 ただでさえキャラクター作成に時間のかかるこのゲームでフルスクラッチは苦行に等しい。 大方の予想通りキャラクター作成にかかった時間は数時間にも及んだ。 そしていよいよゲーム開始。 あちこちで爆発が起きる研究施設で培養ポッドから目覚めるキャラクターたち。 だが記憶がないせいで何をしていいかもわからない。 このままここにいては危険だという事だけは理解できたのでとりあえず脱出することにした。   崩壊した研究施設を脱出したキャラクターたち。 どうやらここはサンアンジェルス近郊の荒れ地らしい。 いつの間にか作成時に購入した装備やメカニックを持っているのはゲームの都合上やむなしか。 人間の痕跡を求めて彷徨うキャラクターたち。 やがてたどり着いたのは流れ者が集う「ノガレノマチ」。 どうやらGMはこの町を拠点に冒険をさせるつもりらしい。 キャラクターは生活費を稼ぐために冒険をする必要がある。 とはいえ作成直後のひよっこキャラでは情報収集もおぼつかない。 悪戦苦闘の末チュートリアル的なトレジャーハンティングのミッションを手に入れた。 流石はエース、交渉の達人だ。 目的地まではメカに乗って1日ほど、余裕をもって食料は3日分用意する。 通常ならランドブラスターのメカに乗って移動するが今回はクラスの概念がない。 各自が移動手段を持つようGMに言われたため個別にマシンに搭乗する。 価格と機動力重視でほとんどがオートバイを選択、まるで暴走族だ。 目的地への移動は特に問題なかったものの指定された座標が見つからない。 (これは目的地に着いたといえるのか?) 周辺をバイクで捜索していると停止した武装クルーザーを発見する。 技能がないため動かすことはできないが4次元ポケットに収納可能、チートだ。 と、ここでエースのPLに門限が。キャラ作成に時間がかかりすぎたか? 会場の利用時間もあるのでここで一旦拠点に帰還することにした。 消化不良のまま偶然入手した武装クルーザーを売却することに。 ほとんど使用されていないLUCを濫用されることを恐れたGMは使用制限を宣言。 交渉が得意なエースがいない今、交渉判定の成功は絶望的だ。 だがプレイヤーには幸運の女神(判定振り直し)がついている。 いくらかのLUCを消費してなんとか判定に成功した。

8月7日 前回、謎の研究施設で目覚めたキャラクターたち。 通常の設定ならばハンターと呼称すべき存在だが彼らの出自からそう呼ぶのは相応しくない。 そもそもその記憶は誰のものなのかさえ曖昧だ。 こんな薄っぺらなキャラでは月刊連載を乗り切ることは出来ないだろう。 そこでシリーズ開始早々に新設定という名のテコ入れが行われた。 ヤミー83にはミュータントの指導者とされるカリスマ性が付与された。 エースには巨大企業重役のクローンという設定と財産が転がり込んできた。 ユウキ=アマデウスにはユニオンVIPのクローン(影武者?)の設定がが生えてきた。 タカシは実はAIだったという衝撃の事実が明らかにされるのだった。 おそらくルート=ヴェインにも厨二設定が追加されるのだろう。 そんなこんなでミッションスタート。 依頼内容は前回中断したトレジャーハンティングだ。 「深きもの」や「古き印」などの胡散臭いキーワードが気になるが考えすぎか? 前回同様食料を買い込んで目的地へ出発する。 今回はエースのシェルキャリア、ヤミーのバイク、タカシの戦車の3両編成。 ユウキはタカシの戦車に同乗することになった。 最初のエンカウントはバンディット、荒野によくいるチンピラだ。 だがこちらとの戦力差にびびって逃げてしまった。無理もない。 目的地へ到着すると様々な敵が行く手を阻もうとする。 まずは電気系のミュータント「ジェルマンタ」。これを遠距離からの攻撃で一掃する。 続いて遺跡を管理する監視AI。タカシの説得により道を開けてくれた。 遺跡内部に侵入したキャラクターたちは「古き印」を発見する。 どうやら地下に眠る邪神を封印しているようだ。うかつに動かすと邪神が目覚めてしまう。 ここはこんなこともあろうかと購入していたエネルギー兵器の出番だ。 地下で微睡む邪神に強烈なビームを浴びせると邪神の肉体は跡形もなく消え失せてしまった。 ようやく最初のミッションをクリアしたキャラクターたち。 果たして次回彼らを待ち受けるのはどんな冒険なのか? つづく!

9月4日 まずは前回不在だったルート=ヴェインに新設定が追加されることに。 突然脳裏にブローカー&ロードラッシャーの記憶&技能が上書きされる。 おそらく4次元ポケットを悪用して財を成したのだろう。 いよいよシナリオ開始。 まずはキャラクターごとにミッションがばらまかれる。 ユウキ=アマデウスの元を訪れたのはハンター協会のケニス=ハマウト。 キャラクター達をハンターとして勧誘しにきたがキャラクター達の反応はいまいち。 勧誘は失敗に終わった。 エースには残骸漁りの噂が聞えてくる。 荒野で武力衝突が起きるようだが詳細は不明。 ヤミー83はミュータント用バイオ系アーティフィシャルボディのこちらも噂。 月のトンデモ技術で作られたらしいがなぜこんなものが作られたのかはよくわからない。 ルート=ヴェインは高級料理用のミュータント食材の調達。 国際会議のディナーのメインディッシュになるらしいが輸送部隊がことごとく壊滅しているという。 こうしてキャラクター達に様々なミッションが提示された。 まずは制限時間のある食材集めに挑戦することになった。 狙うミュータントは巨大蟹バスタークラブ。 戦車並みの装甲と高い耐久力を誇る化け物だ。 周りにいる雑魚も装甲&耐久力は並の武装では太刀打ちできない。 まずはヤミー83がありったけの攻撃でバスタークラブを撃破する。 するとリーダーを失い興奮した雑魚カニが襲い掛かってきた! エースがレーザー兵器で迎え撃つが高価な割には効果はいま一つ。 何とか全滅させることができたがヤミー83のバイクが廃車になってしまった。 さらに戦闘音を聞きつけて武装ユニットが接近してくる。 噂に聞いていた武力衝突の勢力だろうか? 戦う必要もないのでキャラクター達は直ちに撤退した。 入手した食材が高く売れたので装備を強化し更なるミッションに挑戦する。 次は戦場跡の残骸漁り、しかし発見したのは損傷したフリゲート艦。 敵勢力が味方を救出しようとするのを待ち伏せしているらしい。幸いまだ気づかれてはいないようだ。 ここは特攻野郎Aチームからの伝統正々堂々奇襲作戦。 エースのコンバットシェルが至近距離からレーザー兵器をフリゲート艦の急所に叩き込む。 これがクリティカルしフリゲート艦は何もできずに撃破された。 いよいよお待ちかねの残骸漁りフェイズ。 艦載用の大型装備(価格は高いが持って帰れないので実質外れ)やスクラップ(ただのはずれ)などいろいろ発見。 そして何故かミュータント用BAB(オーガサイズのハウリングムーン)も発見される。

10月2日 今回はハンドアウトとしてシティアドベンチャー要素のある護衛ミッションであることが告知される。 こんな時に限ってネットライナー特化であるタカシが欠場、不安だ。 護衛対象はドリームドミナンツ重役の娘コーデリア。 不慮の事故で死亡したものをクローン技術で蘇生、ついでに怪しい技術もてんこ盛りらしい。 どことなくPCと似通ったものを感じる。 その出自ゆえにいろんな組織から狙われているらしい。 PCの任務はスリープレックスへ向かうコーデリアの護衛。 彼女はそこでミュータントやイミグラントなどの保護に関する援助活動への支援要請を各種団体に求める。 まずはスリープレックスまでの移動が必要となる。 整備された道路を避け山道を利用して目的地へ向かうPC。 敵対勢力の追跡をかわすためだが険しい荒れ地は運転が困難だ。 幸いツアーモードの進行を楽にするパンドラを利用し無事到着することができた。 スリープレックスはミュータントが多数暮らす都市。 イノセント(超能力者)も多く様々な思念が飛び交っている。 さらにコーデリアを狙う敵対勢力も近くに潜んでいるようだ。 PCはコーデリアを説得、交渉を早めに切り上げさせる。 その後敵対勢力を地下に誘い込んで撃退する作戦だ。 予定通り地下迷宮に潜入したPCたち。 現れたのはヴェーダの刺客(サイバー僧正、アクトポッドに乗ったネットライナー、ニンジャ!)たち。 まずは激しいパンドラの応酬でニンジャを撃破、アクトポッドもレーザー兵器の直撃で瞬殺される。 またたく間に味方を二人失ったサイバー僧正は捨て台詞を残して退散するのだった。 見事敵対勢力を撃退したPCたち。 だがコーデリアを狙うカーマイクルバイオテックはDDのフリをして近づいてくる。 PCたちはコーデリアをユニオン(ハンター協会)に保護してもらうことにした。 見かけ上任務は失敗だがユニオンからより多くの報酬をもらうことができた。 高すぎる評価を引き下げることが出来たのも良かったのではないか?

11月6日 久しぶりにプレイヤーが5人そろったセッション。 枯渇していたサイバー成分を補給すべくGMは電子戦能力を冒険者たちに付与する。 今回は電子戦を堪能したい、と彼は思っていた。シナリオが開始した時には……。 今回の冒険の舞台はメガシティ抗争の激戦地。 ネオアップル軍はサンアンジェルス軍に攻勢を仕掛けるも反撃を受ける。 戦況を打開するには戦線を指揮する電脳設備を無力化する必要がある。 だが現地にはネオアップル軍の精鋭をものともしない強敵が潜んでいた。 その名は炎魔王バルログ。 でたらめな能力&特殊攻撃(精神攻撃&炎の鞭&火炎ブレス)おまけにパンドラ&LUC持ちという。 まともに戦ってはAランクハンターチームでも勝ち目はないだろう。 ※ちなみにこの怪物、本来は次回以降に登場するはずだった。 しかし冒険者の調査判定がクリティカル! 恐るべき邪神との戦いにシナリオが書き換えられてしまった。 本来なら電子戦メインだったはずなのに。おのれディk(以下略。 炎魔王バルログと戦うため冒険者たちは秘密兵器の存在に思い当たる。 かつて邪神を封印していた「古の印」だ。 特殊な交渉術(規定により詳細は明かせない)により無事持ち出すことに成功した。 果たしてこれで炎魔王バルログを倒せるのだろうか? いよいよ現地へ赴く冒険者たち。 今回は不整地が舞台となるためポケットタンク&戦車で移動する。 目的地へは何事もなく到着する。 冒険者たちが戦闘を回避した結果だがGM的には面白くないようだ。 炎魔王の領域に踏みこんだ冒険者たちはそのプレッシャーに圧倒される。 恐怖を振り払いながら「古き印」を掲げると地獄の門が開かれた! 冒険者たちの前に現れる炎魔王バルログの巨体。 いきなりの精神攻撃(でたらめな威力&全体攻撃)が冒険者たちを襲う! 幸いヤミーがパンドラで攻撃を無効化、全滅を免れた。 初撃を外した炎魔王バルログは翼を広げて上空へ飛び立とうとした。 だがユーキが<投擲>でクリティカル!「古き印」が炎魔王バルログを弱体化させた! (代償として「古き印」は生贄に捧げられた) チャンスは今しかない。 ありったけのLUCをつぎ込んで火力を叩き込む冒険者たち。 炎魔王バルログはパンドラを使って防御力を上げようとするがルートのパンドラがこれを阻止する。 即死は免れたものの弱体化でスピードを半減させられた炎魔王バルログは冒険者たちの猛攻の前に力尽きるのだった。 炎魔王バルログを倒した冒険者たちは「魔王の心臓」を入手、高額でカーマイクルバイオテックに売却する。 これが後にとんでもないことにならなければよいのだが(フラグ)。

12月4日 前回のミッションで多額の収入をGETした冒険者たちは高額装備を購入。 具体的には隠密武装ヘリ&可変コンバットシェルなど。 これで様々なミッションに対応できるだろう。 今回の任務は宇宙から墜落した重要アイテムの回収。 墜落した場所はサンアンジェルス沖合の孤島。 かつては刑務所だったが現在ではマッドサイエンティストな所長の研究所になっているらしい。 さらに調査を進めると強敵の影がちらついてくる。 まずは月の回収部隊。高度な科学力を誇るムーンドロイドだ。 そしてヴェーダのトレハン専門チーム「フェンリル」。 5人編成&パンドラ持ちと冒険者たちの上位互換的な存在である。 どちらもまともに戦っては勝ち目がない。 重要アイテムの墜落場所は環境汚染がひどくそのままでは近づけない。 そこでヤミー&エース&ユーキの3人が研究所を探索することに。 うまくいけば汚染環境を突破できる方法が見つかるかもしれない。 ルートは隠密武装ヘリで上空待機だ。 研究所周囲に散乱しているがれきをエースのコンバットシェルで排除しながら進んでいく。 しかし建物内部には入れないためユーキ&ヤミーだけで研究所内部へ。 そこで二人が目にしたのは研究員たちの無残な遺体だった。いったい何が? やがて恐怖の正体が明らかになる。 実験中のヤギ頭のミュータントが襲い掛かってきたのだ。 隠密の特異な怪物の攻撃でユーキが倒れるも怒りに燃えるヤミーがミュータントを撃破! 汚染環境用のアイテムも見つけ出すことが出来た。 いよいよ合流して墜落地点に向かう冒険者たち。 汚染環境用のアイテムのおかげで(しょぼい装甲をつけていたルート以外は)無事に通過することが出来た。 そこへ現れる月よりの使者ムーンドロイド。 強力な耐久力を誇るかなりの強敵だ。 こうなれば強力な敵同士を戦わせて両方の戦力を削るしかない! そんな冒険者たちの思惑通りに現れたヴェーダのハンターチーム「フェンリル」。 すさまじい戦闘(パンドラの撃ち合い)の末に立っていたのはムーンドロイド。 しかし戦闘のダメージでボロボロ、冒険者たちの電子戦攻撃により力尽きたのだった。 邪魔な番人がいなくなり冒険者たちは重要アイテムの回収に成功した。 任務完了!

1月8日 通常メタルヘッドエクストリームのキャラクターはハンター資格を取得するものとして作成される。 だがこのキャンペーンにおいてはハンターを超えた存在として特殊ルールで作成されていった。 俺ツエーを実現させるための判断だったがシナリオ作成&運用に多大な負荷をかけることになった。 まずはミッションを冒険者たちに与えなければならない。 しかしハンター登録していないため一筋縄ではいかない。 手始めに交渉が得意なエースに仕事の仲介を持ち掛ける。 だが仕事内容は「いい感じで4946」と不明瞭。 正規ハンターに依頼できない汚れ仕事だとは想像できるのだが……。 このままだとシナリオが進まないので交渉人から任務の詳しい内容を聞くことに。 それはユニオンとヴェーダとの休戦交渉に関するものだった。 その交渉に関する重要アイテムが輸送中に反対勢力の攻撃を受け行方不明に。 冒険者たちの使命はそのアイテムを捜索すること(ただしアイテムの詳細は不明)。 まずは事件に関する情報収集。 ユニオン、ヴェーダともに穏健派と過激派が存在している。 複数の勢力が今回の交渉を妨害しようとしているようだ。 いよいよ捜索ミッション開始。 大枚はたいて購入した隠密武装ヘリで現地へ向かう冒険者たち。 地上でのイベントも無視できるのでGMの心境は複雑である。 アイテムの座標を示すビーコンの反応に近づいたところでランダムイベント。 荒野に似つかわしくないリムジンが身動きできずにいる。 乗っていたのはテキサナの大企業重役フォン=シュリオン。 彼からの情報でアイテムの正しい座標が分かった(ビーコンはダミー)。 アイテムは農業タウンに隠されているようだ。 ヤミーが隠し場所を発見、鮮やかな手際で潜入に成功する。 フォン=シュリオンの名前を出したことで信用されたようだ。 ばれる前に手早く仕事を済ませなくては! 倉庫の中には巨大なコンテナ。目的のアイテムはその中か? アイテムを確認した冒険者たちに衝撃が走る! 交渉用のアイテムとは中性子爆弾だった。 この存在が明るみになれば世界は大混乱になるだろう。 だがチート能力は世界を救う。 ルートが4次元ポケットに中性子爆弾を格納、物理法則を無視した行為は看破不能だ。 こうして冒険者たちは1発の銃弾を放つこともなく任務を達成した。 中性子爆弾は未提出だがそもそもアイテムの詳細は知らされていないためこちらに落ち度はない。

3月5日 ハンター登録をしないまま活動を続ける冒険者たち。 その存在は知る人ぞ知る隠れ家的名店のようなものである、はずだった。 冒険者たちの根無し草的ライフスタイルに不満を抱くGM。 非正規な存在故、通常のハンターの常識が通用しないのだ。 それはシナリオ作成にも支障をきたす。 ならば無理やり事件に引き込むしかないではないか? 冒険者たちの暮らす「逃れの町」に迫る陰謀の影。 単なるシティ間紛争では説明のつかない事件が頻発していた。 冒険者たちは事態改善のために調査を開始する。 その過程で「逃れの町」に関する秘密が明らかに!? 地下に眠る特級呪物「七星剣」を狙う邪悪な存在とは? どうやらその影響で町の重要NPC「イチヒメ」が衰弱しているらしい。 さらに「逃れの町」に迫るコルベット艦。 メガシティの権力と癒着しているようだがタウンへの介入は越権行為では? 背後にいるらしい大企業の暴走か? 様々な脅威から「逃れの町」を守らなければならない冒険者たち。 まずは「イチヒメ」を襲う霊的汚染の排除だ。 攻撃を仕掛けてきたのはインドのネットライナーとイノセントのハイブリッド的存在。 これは冒険者たちの奮闘により敵を退却させることに成功。 最後っ屁のイドゥン3連発もティールの使用で何とか生き残る。 お次はメガシティの武装警察。 一触即発の緊張状態もエースのネゴシエーションでごまかすことに成功。 次回以降の激戦が予想されるがとりあえず危機は回避された。

4月2日 「逃れの町」の地下に眠る特級呪物「七星剣」。 それを狙う様々な勢力の脅威がハンターたちに襲い掛かろうとしていた。 ハンターたち? そう、キャンペーン9回目にしてようやく偽装IDによるハンター資格取得の提案がなされ受諾されたのである。 メタルヘッドRPGはPCがハンターであることを大前提としてシステム&世界観が構築されている。 そこが崩れるとシナリオが大幅に限定されることにようやく気付いたようだ。 さらにこの過程でPCたちの隠し設定の一部が公開される。 彼らは月在住の超VIPの遺伝子情報を持つ(遺伝子だけなら)VIP的存在なのだ。 それは一部の生体認証システムを容易に突破できることを意味する。 今後はそれを悪用しようと企む勢力からも狙われるらしい。 ただしどんなことが可能になるのかは依然不明。今後の調査が待たれる。 晴れてハンターとなった冒険者たちの最初の任務は「逃れの町」を狙う勢力の排除。 事前情報によると港湾警察、宇宙軍、ヴェーダ、謎の組織の4つが有力らしい。 それぞれ「逃れの町」での活動を有利にすべく活動しているようだが結果的に足を引っ張りあう状況。 標的とする勢力を見極めるため情報収集を進めるハンターたち。 エースは謎の組織の正体が別次元の神話的邪教集団であることを突き止める。 (正確には町の代表を名乗ってぶいぶい言わせているところに向こうから接触してきた) こんな世界観崩壊必至な存在を許すわけにはいかないと鋼鉄の意志で魅了攻撃に抵抗する。 思わぬ抵抗を受けたナイ神父は「門」の向こうに消えるのだった。 一方、魔神の心臓を入手したカーマイクルバイオテックが人造バルログを開発中とのうわさが入ってくる。 ただでさえ圧倒的な戦闘力なのに「七星剣」を装備させてさらに強化させたいらしい。 あれ? 敵勢力が増えている? ヴェーダはシャンカラ出身のハンターチームを派遣してきている。 これは前回のシナリオでもわかっていること。 今回の情報収集でヴェーダハンターのチーム構成が判明。 イノセント、ニンジャ型ネットライナー、暗殺者型バウンサーのスリーマンセルだ。 潜入工作を得意とするようだが居場所さえ突き止めてしまえば楽勝なはず? まずは作業員に扮していたネットライナーに奇襲をかける。 電子戦を封じることが出来れば残り二人とも有利に戦えるはずだ。 ハンターたちの攻撃を<ブロックル>、<ティール>で防ぐネットライナー。 苦し紛れに<ニョルド>を放つもキャンセルされあえなく撃破された。 続いて暗殺者型バウンサーとの戦い。 ハンターたちの攻撃を<ヘイムダル>、<ティール>で防御するも多勢に無勢。 とっておきの<トール>を抱えたまま撃破された。 残るイノセントは劣勢を悟り逃走、再戦はあるのか? とりあえず「逃れの町」を狙う勢力は大きく後退した。任務終了!


  

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